室蘭グルメ、天勝のエビ天丼2012/10/10 11時39分

            
 
札幌から高速道路を走って1時間半の室蘭へ行ってきました。
天然の良港に恵まれ、かつては「鉄のまち室蘭」として賑わっていました。
昭和44年には人口18万人を超えていましたが、今は半減。
当時の繁華街は、見事なほどの「シャッター街」となっています。

今回のドライブの目的は、「室蘭八景」と呼ばれる風景を眺めてみようというものです。
港の入り口に浮かぶ大黒島、絵鞆岬や水平線が見事な地球岬、金屏風や銀屏風、
測量山からの展望やマスイチ浜、トッカリショの奇岩などなど。
下の写真は、東日本最大の白鳥大橋と、港の外側・太平洋にそそり立つトッカリショの絶壁です。



ということで、八景めぐりをしているうちにお昼時になりました。
実は、室蘭へ向かう道中からすでにお昼ご飯は、「天勝の天丼」と決めていました。
この天ぷら屋さんは、大正9年創業の老舗です。
カウンター席とテーブルと小上がり、店内は昭和の食堂そのもの。
2008年までアーケードがあった店前の通りを歩く人はいません。
しかし、この天勝だけは満員です。午後2時近いというのに10人ほど並んでいます。
レトロなメニュー板の「特製天丼、1,300円」はすでに売り切れ、900円の「いかぬき天丼」を注文。
多分、甘エビでしょう。味はあっさり系、香ばしい匂いにつられあっと言う間に完食です。

室蘭の名物に、カレーラーメン、焼き鳥、クロソイなどがありますが、この天丼も負けず劣らずです。





司馬遼太郎の旅路を回顧する対談2012/10/22 17時43分

        

11月7日(水曜、18時半~20時半)に、札幌・国際ホールで「対談」が開かれます。
朝日新聞北海道支社とHTBの合同企画の講演会、「司馬遼太郎の旅路」です。

司馬さんの『街道をゆく』は、1971年から25年間、週刊朝日に長期連載されました。
その中で、北海道が取り上げられたのは、「北海道の諸道」と「オホーツク街道」。
2度目の「オホーツク街道」は、92年の4月3日号から12月18日号まで連載。
その取材で案内人を務めたのが考古学者の野村崇さん(当時は北海道開拓記念館の主任学芸員)、そして村井重俊記者(現在は週刊朝日編集委員)は担当者として同行しました。

「対談」では野村さんと村井記者が、当時の取材のエピソードを紹介するとともに、二人が見た素顔の司馬さんを披露します。

定員は200人、ご希望の方はお早めにハガキで〒060-8602 朝日新聞北海道支社(住所不要)、またはFAX(011-281-2111)かEメール(hkoho@asahi.com)で応募を。締め切りは10月31日です。


写真上は、網走湖畔での司馬さん(右端)、隣が村井重俊記者、その隣が野村崇さん(1992年1月撮影、野村さん提供写真)。

野村さん、村井記者のお二人には以前に直接お会いしたことがあります。
少年の頃から考古学が大好きだったという野村さんは、考古学の話になると一段と目が輝きます。
村井記者は札幌南高校の卒業生です。司馬さんから「札幌一中出身の画家、三岸好太郎と同窓」との話が出た時、後輩に当たる村井記者は三岸好太郎のことを知りませんでした。でも村井記者の返答の間合いを司馬さんは、「じつに芸術的だった」と表現しています。
11月7日の対談では、「オホーツク街道」の取材で繰り広げられた3人の遣り取りが語られることと思います。どうぞお楽しみに。


実は、我が家の書棚にも『街道をゆく 全43巻』が並んでいます。朝日文庫の新装版です。
近い将来の老後に、1巻の「湖西のみち」からの完全読破を目論んでいます。
その土地の歴史や文化、そしてそこに住む人たちの日々の暮らし・・。
相応の年齢にしての、司馬ワールドの読書三昧は今から楽しみです。
もしかしたら「この国のかたち」が見えてくるかもしれません。